シンママネイリストが頑張る女性の心をケア♡
心理カウンセラーの村治麻衣です。
前回のブログの続き。私の元夫とのモラハラ生活について。注)かなり暗〜い内容です。汗
長男が年中さんになる頃には、毎日のようにモラハラがあり、どんどんエスカレートしていました。
私が風邪で寝込んでも猛烈に怒られる。
「誰のおかげで休めてるのか分かってるのか?俺に感謝しろ。熱出したことを俺に詫びろ。」
「反省するまで部屋から出てくるな。」
そう言って扉の前に段ボールを積み上げ、閉じ込められたこともありました。
いつ怒り出すか分からない。
そんな状況に神経が張り詰め、いつもイライラ、びくびくし、子供に対しても余裕がなくなり、完全に悪循環に陥っていました。
「心なんて、なくなってしまえばいいのに。」
本気でそう思っていました。
次男が生まれてからは、さらに余裕がなくなって、とにかく怒られないよう必死でした。
まだ小さい子供たちは、当たり前ですがたくさん失敗をします。
当たり前なのに、その時の私はそれが許せず、
「なんでこんなところに牛乳こぼしたの?後でお父さんに怒られるのお母さんなんだよ!!どれだけ怒られるか分かってるの?!!!なんでこんなことしたのよ!!!もぉーー!!」とヒステリックに怒っていました。
感情で怒っちゃダメだ。こんなに大切な子供達なのに。こんなに愛おしいのに!
怒りも愛情も恐怖もごちゃごちゃで。
もう、本当に元夫の言う通り、酷い母親になっていました。
そんなある日、思いもよらぬ手紙が届きました。
児童福祉課からの手紙。
内容は、「こちらの家庭で虐待が疑われる通報がありました。すぐにご連絡ください。」
というものでした。
、、、ショックでした。
私が虐待?
うそ、、、。
確かに怒ってたけど、手は一度もあげてない。
私、近所からそんなふうに見られてたの?
虐待するような母親?
こんなに頑張ってるのに。
こんなに愛してるのに!
なんで?
なんで?
なんで誰も分かってくれないの?!!!
本当に悲しかった。
子供を守るはずの福祉の手が、残酷に私を傷付けてきた気がした。
結局、児童福祉課に連絡すると、私の様子から虐待の疑いは晴れ、大丈夫ということで落ち着きました。
でも、周りからそう見られている事実は私の中に深く残り、さらに周りに対して心を閉ざしていきました。
どうせ誰も分かってくれない。
全部私が悪いんだ。
感情を出したらダメだ。
私さえ我慢すれば。
心を殺して、旦那の言うことを聞けば。
全部丸く収まる。
子供から父親を奪わずに済む。
子供のために。
自分の心なんかどうでもいい。
我慢しよう。
この頃から、元夫に理不尽に怒られても、言い返すことを一切しなくなりました。
「ごめんなさい。私が悪かった。」
そう言って、自分の心にナイフを突きつけ、
「何も感じるな!我慢しろ!」
と抑え込むようになりました。
ただ、仕事をしている時だけは、唯一自分らしくいられる時間で、当時の私はとにかく仕事に打ち込んでいました。
ネイルの仕事が好きだったし、お客様に喜んでもらえる事が本当に嬉しかった。
その空間だけは、私を守ってくれた。
頑張れば頑張っただけ売り上げは上がり、自立できている自分に自信を持てました。
内に溜め込んだ怒りのエネルギーを全て仕事に注ぎ、ネイル関連の副業も始めたりして、寝る間も削ってがむしゃらに頑張っていました。
ですがこんな生活、長く続くはずもなく。
2020年の年末、胸にしこりが見つかり、幸いにも良性でしたが、それを機に徐々に身体に不調が出始めました。
〜続く〜
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