お金を気持ちよく使いたい【お悩み相談】

お悩み相談
久しぶりの投稿です!!
久しぶりの投稿です!!

〜シンママネイリストが頑張る女性の心をケア〜
心理カウンセラーの村治麻衣です♪

前回の投稿からかなり空いてしまいました。

4月になって長男が不登校を選びオンラインスクールで活動を始めて、慣れるまで色々と忙しかったのですー(汗)

今日は、ココロノマルシェに寄せられたご相談にお答えしていきたいと思います。

ココロノマルシェとは、根本裕幸カウンセラー師匠のお弟子たちが回答する、無料お悩み掲示板です。

もしお悩みがある方はお気軽にご相談くださいね♪

ご相談文はこちら↓(私もとっても気になるお金のテーマです)

こんにちは。riecoと申します。相談内容はお金のこと。
1年前にそこそこ裕福だった夫と離婚して、今は子供と三人で暮らしています。上の子が大学へ、下の子が高校へと進学するタイミングです。離婚するときは、それなりの財産分与もあり、安いお給料ながら定職もあり、副業でヨガのインストラクターもたまーにしながら、まあ普通に生きてきています。離婚するときに、実親から経済的な援助はするからといわれたこともありその時は安心して離婚しました。

が、昔からお金にケチで不安たっぷりの母親のことなので、今になって老後がさらに不安だからやはり援助したくないといわれました。大学も高校も決まり、春から一人暮らしも始めるにあたりそこそこのお金がかかります。
元夫も、離婚時は大学費用は私のお給料からは払えない話もしてわかっているといってました。が、蓋を返せば、やはり出したくない。母も元夫も、お金を持っています。が、出したくない。

そして、私も少しはもっている財産を娘のために使うのが嫌で仕方ないです。

まったくお金がないわけでもないのに、みんながみんな出したがらない。

元夫は不倫もあり、DV、モラハラ、酒乱、けち、ありとあらゆる不貞がありましたが、慰謝料はもらえなかった。私が離婚をしたかったからも理由の一つだし、とにかく怖くて、離婚できただけでラッキーだったと思います。ただ、そんな元夫です。もっと金出せやーと今更ながら思ってしまいます。私のお金じゃなくて、子供のお金ですし。

母は、昔からドケチ。幼い頃からきっちりと管理され、お小遣いはありましたが、最小限。ほしいものも我慢。言ってもどうせ買ってもらえない。けど、自分には使う。本当にドケチで、それは今も変わらずです。あまりにお金がなさ過ぎて、昔むかし親にお小遣いをお願いしてももらえず、お財布から勝手に取ったりしたこともありました。すぐにばれて怒られましたが。。。

二人とも本当にケチ。私は、それなりに使います。必要なものは買います。子供にだって買います。自己投資もします。ただ、母や元夫のような高収入ではない。母子家庭のワーキングプアです。もう少しお給料が少なかったら、給付金だってもらえるのに!っていうぎりぎりのところです。

だから、本当は使いたくない。いやいや使っている状況です。元夫にいくら言ってもだめで、母にもちょっと胸の内を話してみたけど、、、今更変わる感じもなく。

で、相談は、私が気持ちよくお金をだせる人間になりたいのです。大丈夫、お母さんにまかせとけっていうようなお母さんになりたいのです。

なのに、今は、けちな母と同じ。子供に八つ当たりしちゃうくらい、余裕もなく、、、情けないです。けど、それが現状です。

どうしても変わりたいのです。笑顔で、なんとかしようってお金を使いたいです。自分にもみんなにも。

読んでくださりありがとうございました。

riecoさん

riecoさん、初めまして。

同じシングルマザーとしてお子様を大学と高校に進学させる事がどれほど大変なことか、、私はまだ未経験なだけに実際に進学させられたriecoさんを心から尊敬します。

しかも上のお子さん(?)は一人暮らしをされるのですね!それはとてもお金がかかりますよね、、、。想像しただけでも恐ろしい!!

そんな状況でもお子様のために「気持ちよくお金を出せる母親になりたい」と思ってらっしゃるriecoさんはなんて立派で素敵なお母さんなんだろう、と胸が熱くなりました。

なんとかして元夫や母親に出させるのではなく、ご自身が変わろうとしている。そこが本当に立派だと思いました。

そんなriecoさんが気持ちよくお金を出せるようになるため、少しでもお力になればと思いアドバイスを書きましたのでお役に立てれば幸いです。

あなたにとってお金のイメージとは

心理学ではよく、「お金は親の価値観をダイレクトにインストールしてる」と言われます。

例えば、「お金は汚い」「人前でお金の話をしてはいけない」「お金は使わずに貯金するものだ」など、親がよく口にしていたり、そのような価値観を持って行動していたら、知らないうちに自分も同じ価値観で動いている、というものです。

riecoさんもご自身で書いてらっしゃるように

私も少しはもっている財産を娘のために使うのが嫌で仕方ないです。

とのことですので、

「お金は自分のために使うもの」

という価値観をお母様から少なからずコピーしているのではないかな、と思いました。

人は、例え親から受け継いだその価値観が「嫌いだ!」と思っていても、潜在意識では私たちは親が大好きなので、無意識にその価値観を採用していたりします。

そして、その価値観が正しいことを証明するためにやはり親と同じ価値観を持った人を好きになったりして、でもうまくいかなくて、「やっぱり嫌だー!」となるわけです。

では、その価値観を変えるためにどうすればいいか。

笑顔で、なんとかしようってお金を使いたいです。自分にもみんなにも。

こうなるために、実際に取り組めるワークを考えましたのでよろしければ試してみて下さい。

価値観を書き換える

「お金は自分のために使うもの」という価値観を手放し、例えば「お金はみんなのために使って幸せになるもの」など、riecoさんが望む価値観に書き換えるには、2段階のアプローチがあります。

Step1【感情の解放】

現在持っている価値観にまつわる過去の感情を解放してあげます。お金があるのに出してもらえなかったことがriecoさんにとっておそらくお金に対するトラウマのようなものになっているのだと思います。

riecoさんは幼少期、本当に必要なものさえも買ってもらえず、相当ツライ思いをたくさんされてきましたよね。

本当はしたくなかったのに、仕方なくお母さんのお財布から盗まなければ必要な物を手に入れられなかった。それくらい自分ではどうしようもなかった。

当時のriecoさんがどれほどの思いだったか、、、。

どうせ買ってもらえないと諦めていた子供の頃の自分。お母さんに分かってもらえない寂しさ。

お小遣いでは足りなくて必要なものが買えない不安。苦しさ。惨めさ。

いろんな想いがあったと思います。

お母さんには理解してもらえなかった未消化なままの感情を、お恨み帳に書き出して全て解放してあげてください。

できれば、当時の感情を感じて「あの時はこんなにツラかった。」としっかりその感情を感じてあげてください。そうすることで、今まで抑圧していた感情が解放されます。

そして、お母さんへの怒りが出てきたらそれもお恨み帳に書き出して怒りを出してください。

もしかしたら怒りが止まらなくなるかもしれません。でもそれを止めないで、出し切ってみてください。

「怒りは感情の蓋」と心理学では言われているように、怒りを出し切った後に本当の感情が出てきます。

その本当の感情こそが、riecoさんがお母さんに感じていた感情かもしれません。

誰かに気づいて欲しかった思いかもしれません。

その感情に気づき認めて解放してあげられたら、おそらくかなりスッキリした気持ちになれると思います。

過去の押さえ込まれていた感情が解放されてスッキリすると、今感じている「娘さんに対してお金を出したくない!」という気持ちに少し変化が出てくるかもしれません。

Step2【才能を受け取る】

ご相談文を読んでいるとriecoさんはおそらく、本来お金に縁のある方なのだと思うのです。つまり豊かさの才能がある方だと思います。

しかし、お母様の影響でそれを受け取ることが出来なくなってしまった。

結婚された時も、元ご主人はそこそこ裕福だったということなので、やはり豊かさの才能が引き寄せたご縁だと思うのです。

結婚されていた間がどんな経済状況だったのかはお聞きしてみないと分からないのですが(豊かさを受け取れていたのかどうか)、離婚後はやはり学費の援助はしてもらえなかったとのことなので、受け取れない状況が続いているのだと思います。

この、「豊かさを受け取れない」のはどうしてなんだろう?と考えていて気になったのが、

元夫は不倫もあり、DV、モラハラ、酒乱、けち、ありとあらゆる不貞がありましたが、慰謝料はもらえなかった。私が離婚をしたかったからも理由の一つだし、とにかく怖くて、離婚できただけでラッキーだったと思います。

という所です。

投影の法則でこの状況を見た時、もしかしたらこれだけ辛い状況になるくらいずっと自分でご自身を責めて攻撃していたのではないかと思ったのです。

(ただ、これだけの辛い状況だったところからお子様を2人連れて抜け出されたこと、本当に大変な勇気とエネルギーが必要だったと思います。ご自身の勇気と行動力、しっかり褒めてあげましたか?もしまだだったら、ご自身の行動をたくさん褒めてあげてください。)

豊かさの才能があるのにそれを受け取れないくらい、ご自身で自分は受け取ってはいけない、受け取る価値がない、と禁止しているように思えたのです。

だから、豊かさの才能があるriecoさんには、それを受け取るだけの価値がある、とご自身で気づいていただきたいのです。

お母さんがどんな理由でお金を出さなかったのかは分かりませんが、それはriecoさんを大切にしてなかったからではないはずです。

だって、今のriecoさんがそうですよね。娘さんのことは愛している。なのに、なぜか「出したくない」という思いが出てきてしまう。でもそれは、娘さんを愛していないからではないと思うのです。

お母さんから愛された証拠を探してみてください。

子供の時は何も感じなかったことも、改めて思い出すと「あーあれもお母さんなりの愛し方だったのかな」と気づくことがあります。

自分は愛されていることを改めて感じ、そして、自分で自分を愛してあげてください。

自分は、豊かさを受け取るだけの価値がある、と思えるまで、ご自身と向き合ってみてください。

自分に、豊かさを受け取る許可を出してあげてください。

一人で向き合うことが難しい場合は、カウンセリングも頼ってみてください。

長くなってしまいましたが、riecoさんがみんなに笑顔でお金が出せる日が来ることを心から願っています。

心理カウンセラー

村治麻衣

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