頑張りたいのに頑張れない【お悩み相談】

お悩み相談
ドラえもんの映画めっちゃ良かった〜♪
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〜シンママネイリストが頑張る女性の心をケア〜
心理カウンセラーの村治麻衣です♪

今日は、ココロノマルシェに回答しています。

ココロノマルシェとは、根本裕幸カウンセラー師匠のお弟子たちが回答する、無料お悩み掲示板です。

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やりたい気持ちがあるのに身体が追いつかない

20代前半の女です。適応障害で4ヶ月間休職しており、4月から仕事復帰する予定です。

成人して一人暮らしを初めて以降、やりたい気持ちがあるのに身体が追いつかず休日は一日中寝て過ごしてしまうことが増えました。(入浴や歯磨きも週に2〜3回できれば良い方です)

学生時代(小中高)の時は、強豪の部活に入り、勉強習慣も身に付いていて無駄が無く真っ当に生きることができていました。

掃除や断捨離、自炊や筋トレ、外出や副業の勉強など、やりたいこともやらなきゃいけないことも浮かんでくるのに、ダラダラとスマホを見て1日が終わってしまいます。

ASD/ADHDを併発しており、「何もかも完璧にやりたい性分」と「優先順位を適切につけられない」「計画を立ててもその通りに動けない」悪癖があり、休職期間中に怠惰を治して無駄の少ない生活をしたいです。

また、アニメやゲーム、YouTubeを見るのが好きではあるのですが、終わった後毎回「やらなきゃよかった」「時間を無駄にした」と思ってしまい、楽しめません。

5分だけやろう、今日だけ頑張ろう、とハードルを低くしても思うようにいきません。

SNSやコミュニティに入り、人に見られている意識を持ってサボらないようにする工夫もやってみましたが、結局続けられずコミュニティから抜けてすぐ逃げてしまいます。

危機感を感じていても身体が思うように動いてくれず悲しいです。ちゃんと頑張れる人間になりたいです。毎日休まずに頑張り続けるために助言をお願いいたします。

かいりきネコさん

初めまして。

ご相談文を読ませていただいて、私も似たような過去があり共感しながら読ませていただきました。

ちゃんとしたいのに、出来ない。

これってめちゃくちゃ苦しいですよね。

ちゃんと出来ない自分が許せなくて、認めたくなくて、悔しくて。でもやっぱり出来なくて。

なんでこんな簡単なことが出来ないの?

って、私は自分を責めまくっていました。

そして、そんな自分が大嫌いでした。

ちゃんと出来る私でありたい。

心からそう思っていました。

かいりきネコさんは、

学生時代(小中高)の時は、強豪の部活に入り、勉強習慣も身に付いていて無駄が無く真っ当に生きることができていました。

と書かれていますので、きっと子供の頃から学生時代までずっと、ちゃんと出来る、頑張れる自分で色々うまくいってたのだと思います。

そんな自分でいれば、結果が出せたり、周りから評価されたり、もしかしたらお母さんが認めてくれた、などもあったかもしれません。

だからこそ、今も

怠惰を治して無駄の少ない生活をしたい
ちゃんと頑張れる人間になりたい

そう思っているのだと思います。

本来の自分はそうであるはずだから。そう在りたい。

頑張れる自分で在りたい。

こう思うのは自然なことですよね。

なのに、体が言うことを聞いてくれなくなったら、それはとても悲しいことだと思います。

良く分かります。

ですが、悲しいですが、現実にかいりきネコさんの体はもう頑張って動こうとはしてくれない。

まだまだ頑張りたいと思うかいりきネコさんの気持ちは痛いほど良く分かります。

ですが、ここで一つ考えてみて欲しいのです。

ずっと子供の頃から頑張って休むことなく動き続けてきてくれた、かいりきネコさんの身体。

頑張って勉強して、強豪の部活で練習に励み、きっとお仕事も一生懸命頑張ってこられたのだと思います。

ですが、今かいりきネコさんの身体を例えるなら、ずっとずっと時速200kmの全速力で走り続け、もうボロボロになり走れなくなった車と同じです。

大切なご主人の言うことを聞いて、ずっと頑張って走り続けてくれた。

とても優秀な車。

だけど、永久に時速200kmで走り続けられる車なんて、この世にはありませんよね?

どれだけ高級な車でも、ちゃんと途中でエンジンを休ませて、たまに古くなった部品を入れ替えて、メンテナンスをするはずです。

確かにこの車は時速200km出せる優秀な車です。それは間違いありません。

だけど、今はもう走れない状態なんです。

どれだけ走って欲しくても、エンジンが動けないくらい、限界まで頑張って走ってくれた。

かいりきネコさんなら、そんなに頑張ってくれた愛車に対して、どんな気持ちを抱きますか?

「おいコラ!もっと頑張れよ!」ってなりますか?

きっと、「今まで私のためにこんなに動けなくなるまで頑張って走ってくれて、ありがとう」

そう思うのではないでしょうか。

もしそう思うのであれば、その感謝の気持ちを、ご自身の身体に言ってあげてください。

今まで、こんなに頑張ってくれた。

動けなくなるまで、頑張った。

どれだけ頑張ってきたのか、その努力を、かいりきネコさんは全て知っているはずです。

本当は休みたかったかもしれない。

本当はもっと寝ていたかったかもしれない。

本当はもっとYouTubeを見ていたかったかもしれない。

でも、ちゃんと頑張れる自分でありたいから。

だから、一生懸命頑張った。

それらの努力を、今、全て褒めてあげて下さい。

たくさん、頑張りましたよね。

たくさんたくさん、頑張りましたよね。

自分に厳しいかいりきネコさんなら、当たり前の努力って思うかもしれませんが、

当たり前の努力を、当たり前に出来るって、すごいことです。

本当に、すごいことなんです。

お仕事を復帰されるまで、あと少ししかありませんが、もし出来るならその少しの間、

ただひたすら、今まで頑張ってきた自分を褒めて、労ってあげてください。

頑張った自分を、認めてあげてください。

今まで頑張ったことを分かってもらえたら、また動きたくなる時が来るかもしれません。

もしまた走れる時が来たら、その時は今までのような走り方ではなく、自分のペースを守ったよりスムーズな走りが出来るかもしれません。

今はしっかり休ませて、労ってあげてください。

かいりきネコさんのお身体が健康に、自分らしくいられることを、心より祈っています。

最後までお読みいただきありがとうございました。

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心理カウンセラー

村治麻衣

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