どうしても忘れたくない心温まるお話なので、皆さんにシェアしたいと思い書きました。
こんにちは。心理カウンセラーの村治 麻衣です。
みなさまは、胎内記憶というものを信じますか?
胎内記憶というのは、赤ちゃんが生まれる前にお母さんのお腹の中にいた時の記憶やお腹に入る前の記憶の事を言います。
以前はそんな話すら存在していなかったのですが、20年ほど前に胎内記憶の第一人者である産婦人科医の池川明先生の調査により、多くの子供が胎内記憶を持っているという事がわかりました。さらに赤ちゃんにははっきりとした意思があるということも。
私の次男が4歳だった夏休みのある日。
川遊びをした後、自転車で家路に向かっていたときのことです。
次男が自転車の後ろから私に話しかけてきました。
「お母さん。どうして僕がこんなに可愛いか知ってる?」
何て可愛い事を聞いてくるんだ♡と思いながら、、、
「なんでかなぁ?なんでそんなに可愛いの?」と聞くと
「あのね、僕がお母さんのお腹にいたとき、お母さんのお腹の中のお水が美味しくていっぱい飲んだの。そのお水の中に、お母さんの優しさがいっぱい入ってたから。だから僕こんなに可愛く生まれてきたんだよ。」
わぁーーーー///////
なんて愛の溢れるストーリ*+:。.。 。.。:+* 君は天使かい?話してくれてホントありがとう。
突然話し出したのでびっくりしながらも、私は嬉しさと同時に、ものすごい安堵に包まれました。
安堵に包まれたということは、、、そう、とても不安な妊娠期間を過ごしていたからです。
次男を妊娠していた頃、私は元夫と長男の3人で暮らしていて、この頃夫婦仲は決して良くはなく、元夫に怒られてばっかりの毎日で、正しさの争いを繰り返し、かなりのストレスを抱えていました。
『お腹に赤ちゃんがいるのに、こんなにストレスを抱えててどうしよう。赤ちゃんに伝わっちゃう。不安だよね。ごめんね。ごめんね。』
そう不安になればなるほどまたストレスが溜まって、ストレス発散のためにジャンクフード(特にポテトチップスが食べたくて仕方なかった!)とかを食べてしまっていました。そしてまた、
『あー羊水がおいしくなくなっちゃう、、私が食品添加物摂ったせいで何か病気になっちゃたらどうしよう。』
とさらに不安の渦に巻き込まれ、自己嫌悪と自分責めを繰り返す妊娠生活をしていたのです。
それと、長男の初めての育児にも必死で、自分が妊婦だということを忘れて結構無茶なことをしていたこともありました。
だから、次男に対しては長男ほど手厚い妊娠生活を送っていないことで、ずっと不安に思っていたのです。
だけど、この話を聞いてホッとしました。
あー、赤ちゃんには、ちゃんと伝わっているんだ。
自分が普段思考している意識レベルの話ではなく、潜在的なところで、ちゃんと愛で繋がっていたんだ。
妊娠中は、もちろんお母さんが安定した精神状態でリラックスして過ごし栄養のあるものを食べて、パパもお腹の赤ちゃんに優しく話しかけてママと仲良く過ごす。というのがベストだと思います。
でも、これ全部やるなんて正直無理ゲーですよね(笑)
少なくとも私はほとんどできませんでした。
でも、次男の話を聞いて思いました。
思考で考えてるよりももっと深いところで、赤ちゃんとママは繋がってる。ママがどれだけ色んなことを心配しても、ちゃんと愛が伝わってるって。
だから、もしこのブログを読んでいる方の中に妊婦さんがいて夫婦喧嘩ばっかりしてたり、過去妊娠してた時に栄養バランスの悪い食事をしていて今も後悔してるママさんがいたら、どうか自分を責めないで欲しいと思います。
赤ちゃんはちゃーんと受け取ってくれています。
心配するほど愛しているというママの愛を。
我が子はその愛を優しさという言葉で表現してくれました。
きっとあなたの子も、あなたの一番いいところを受け取ってくれているはず。
そして、羊水の味は、きっとその愛の味なんだな、と思いました。
胎内記憶は、次男みたいに突然話し出す子もいれば、お母さんが聞いてみたら話し出した、というパターンもあるそうです。
ちなみに長男にも胎内記憶があって、彼は「お腹の中にいたときは上の方にストローがあって、そこからジュースが降ってきてた。美味しかった!あと、あったかくて気持ちよかった」と話していました。
なんだか神秘的な話ですが、この話が少しでもママさんの癒しになれば嬉しいです(^^)
心理カウンセラー 村治麻衣
余談ですが、次男はちょっと変わったところがあって、生まれる前にいた星の話とかもしたりします(^^)「前にいた星は楽しいことばっかりでずーっとあったっかかったのになー。地球は冬になると寒くなるから嫌だなー。」とか言ってたりします。笑
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