〜シンママネイリストが頑張る女性の心をケア〜
心理カウンセラーの村治麻衣です♪
今日は、ココロノマルシェにお寄せ頂いたお悩みに回答しました。
ココロノマルシェとは、根本裕幸カウンセラー師匠のお弟子たちが回答する、無料お悩み掲示板です。
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40代で無職です。
何ヶ所かでパワハラにあい
仕事するのが怖くなり、もう何年も経ちます。
今年はなんとかしようとサポステで相談もしましたが。
障害者として働けば?みたいな事を言われ
余計傷ついてしまいました。
一昨年産婦人科系の手術もして
なんとか過ごしてましたが
また経過観察ですが
産婦人科系の病気もみつかり
すごく落ち込んでますし、不安です。
仕事をしてないのもですが
20代後半から恋愛も全くしておらず
このまま無職で、出会いもないまま
結婚とかもできず1人で寂しく生きるのかなと思うと
夜も不安になり、なかなか寝れず
正直どうしたらいいかわかりません。
仕事できるようになったり
男性と付き合ったりしたいと思いますが
何回もパワハラとかあったからか
人目が気になり、人に騙されたりして
傷つくのが怖いと思っている自分もいます。
一時期電話のカウンセリングなども使いましたが
変われない自分も好きでありません。
支離滅裂でわかりにくい文章だとは思いますが
なにかアドバイスをお願いします。
よろしくお願いします。
Tさん
働く先々でパワハラにあい、傷ついてこられたのであれば、それはもう新しく仕事をするのは怖くなりますよね。
私も、パワハラではないですが元夫からモラハラを受けていたので、ハラスメントをされた心の痛み、そして、また傷付けられたらどうしよう、という怖れや不安な気持ちはすごくよく分かります。
きっとTさんは相手の言葉をそのまま受け取る素直な心の持ち主なのだと思います。
それはとても素晴らしい才能です。
初めにそのことだけお伝えさせてください。
パワハラで受けた傷
何ヶ所かでパワハラを受けた、とのことですが、当時の傷の手当てはもうお済みですか?
電話カウンセリングなども利用されていた、との事ですので、もしかしたらもう取り組まれたかもしれませんが、もしまだだったらまずは過去に受けた心の傷を癒すことから始められてはいかがでしょうか。
心の傷というのは目には見えないものですので、自分がどれくらいダメージを受けているのかなかなか自覚しにくいものです。
ですが、何年もかけてパワハラを受けて心無い言葉を浴びせられたTさんの心はおそらく相当傷付いているはずです。全治数年の重症レベル。
その傷を放っておいたまま次に進もうとしても、心の中にいる過去のTさんが顔を出し「私はこんなにボロボロなのに放っておいて次に行くの?私はまだ動き出すなんて無理だよ」と言って現実のTさんは動けなくなります。
ですので、まずはその過去の傷をちゃんと癒してあげましょう。
ではどうやってその傷を癒せば良いのか?
それは、過去の自分と向き合うことです。
思い出したくもない記憶なのは良く分かりますが、過去の感情が置いてきぼりになると、ずっと次のステージへ進めなくなってしまいます。
Tさんが置いてきぼりにしてしまっている過去の感情は何でしょう?
自分を傷つけた上司への怒り?誰も助けてくれなかった同僚への恨み?何も言い返せなかった悔しさ?
きっと、誰にも言えずに溜め込んでいた感情がまだたくさんTさんの中に残っているのではないでしょうか?
根本師匠のブログの読者さんならもう取り組まれているかもしれませんが、それらの感情をお恨み帳に全て吐き出していきましょう。
うまく書けなくても大丈夫です。頭に浮かんだ単語をただ並べるだけでもいです。
誰にも見せないので、自分の心にあるものをそのまま出していきましょう。話が逸れていっても構いません。そのまま思いつくままに。
意外と、本当に怒っていた相手は上司じゃなかった、なんて答えが出るかもしれません。
そうして感情を出し、感じてあげることで、過去に抑圧してしまった感情が解放され癒すことができます。
自分は自分、相手は相手
自分の中に抑圧していた感情を解放したら、次はパワハラをしてきた相手との間に心の中で線を引きましょう。
Tさんは、もしかして仕事で注意を受けたことに対して「自分が悪かった」「自分ができないからパワハラを受けるんだ」「自分が弱いせいだ」など、自分を責めたりはしていませんか?
過去もそうですが、いま現在も。
パワハラをしてきた上司がどんなことを言ったのかは分かりませんが、もしかしてそれらの言葉を正面から受け取ってしまっていたのかもしれません。
上司が言ったことはあくまでその上司が感じたことであって、それが全人類の意見だというわけではありません。
「あー上司はそう思ってるのねー」と上司との間に線を引き、自分には関係のないこととして綺麗に受け流すことです。
この時大切なのは、「上司は」というところを強調することがポイントです。相手はそう思っているだけ、ということです。
これは、自分軸を確立することです。
自分軸についてとてもオススメなのはこちら。
相手との間にしっかり線引きが出来ると、相手が言ったことに自分の感情が振り回されなくなります。
相手が怒っていようが、その怒りは相手の感情であってTさんのものではありません。
同じような状況が起きても、怒る人もいれば何とも思わない人もいるわけです。
ということは、その怒った上司というのは上司の中にある価値観や過去の傷から怒りが生まれたわけで、それはTさんにとっては関係のないことなのです。
やっぱり自己肯定感は大切
根本師匠のブログではお馴染みの自己肯定感。
Tさんの場合もやはり、自己肯定感を上げていくことは大切かなと思います。
そもそも上司の言葉で傷ついてしまうのは、
「もともと自分に自信がなく、自己嫌悪している」 ↓ 「自己嫌悪している部分を上司が直接的・間接的に突いてくる」 ↓ 「傷付く、落ち込む、さらに自己嫌悪」
みたいな流れだと思うのです。
ここで大事なのは、「自己嫌悪」が先にあって「上司の言葉」が後に来ていることです。
例えば私の場合、「子供を泣かせてばかりの母親なんて最低だ」と自分を責めていたとします。
そこへ夫が「お前は子供をまた泣かせて母親として最低だな!」と言ってきたとします。
すると私は「あー私は最低な母親なんだ。母親として失格なんだ。」とさらに自分を責めまくり傷付きます。
しかし、もし私が「子供は泣くもんだもんねー。母親だからって、私は私。ちゃんとこの子を愛してる。だから大丈夫♪」って自分を認めることが出来ていたら、もし同じことを言われても「え?何で?泣いてたって大丈夫だよ!」と言って傷付くことはないのです。
だから、誰かに言われたことで傷付くのは、「元々自分が責めていたり自己嫌悪していた部分を他人に指摘されて傷付く」というよりは、他人の言葉で傷付けられたのではく、むしろ他人の言葉を利用して自分で自分を傷付けている。と言えるのです。
だから、もし誰かの言葉で傷付いたのであれば、「私はそこに自己嫌悪を感じて自分を責めていたのか」と気付くことが出来るのです。
>傷つくのが怖いと思っている自分もいます。
もし、また上司に同じことを言われて傷付くんじゃないか、と思うのであれば、それはまだTさんの中で過去に上司に言われたことで自分を責め続けているのかもしれません。
過去の傷が吹っ切れて、もう私は大丈夫!と思えていたら、怖れは無いと思うからです。
もし今も自分を責め続けていることがあるなら、それはもう終わりにする時なのかもしれません。
自己肯定感というのは一夜にして急に上がるものではありません。
毎日少しづつありのままの自分を肯定して認めてあげる地道な作業が必要です。
初めはこんな自分受け入れるなんて無理。って思うかもしれません。
ですが、Tさんには絶対に認めてほしい過去があります。それは、何度もパワハラを受けても頑張って仕事に行き、燃え尽きるまで頑張り続けたTさんです。
傷を抱えながらもずっと頑張った自分を、まずはたくさん褒めてあげてください。
もし大切なお友達が、ボロボロになりながらも頑張って仕事に行ってたらどう思いますか?
偉いね、そんなに頑張ってすごいね。って寄り添ってあげますよね。
そんなふうに、頑張っていた過去の自分に寄り添い、認めてあげてください。自己承認は、自己肯定感を上げるためにとても大切なプロセスです。
そして、上司に言われて傷付いた部分を正面から受け止めるのではなく、線を引くことを意識しながら、自分が自己嫌悪している部分に気付き肯定してみてください。
自己肯定感についてオススメの本はこちら
今の自分を肯定できるようになれば、女性としての自分の見方も少しずつ変わってくると思います。
自分責めをやめて、自分がご機嫌になること、女性としての自分を甘やかすこと、女性としての自分が喜ぶこと、そんなことに目を向けて過ごされるのもとても良いと思います。
女性としての自分を癒す方法で一番簡単なのは、部屋にお花を飾ることです。
一輪だけでも構いません。
その美しい花を眺めて、「私はこんな自分でも愛されるし、許されてる。大丈夫。」そう唱えてみてください。1日何回でも。
Tさんが、今よりも少しでも不安が消えて笑顔になれる瞬間が増えることを心より祈っています。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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心理カウンセラー 村治麻衣
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