こんにちは。心理カウンセラー村治 麻衣です。
今日は、前回のブログのつづきです。前回に続き私の個人的な話なので興味のない方はスルーして下さい。
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私の元夫は、ミュージシャンでした。
お金を稼ぐ事よりも夢を追いかけるタイプで、決して余裕のある生活ではありませんでした。結婚する前からお金で苦労することは分かっていました。
でも、私は証明したかった。
お金がなくても、幸せになれる。
必要な分は自分で稼ぐ。それよりも大切なものを夫婦で築きたい。そう思っていた。
だけど、人生そんな思い通りにはいかなかった。
元夫は子供が産まれたことをきっかけに、モラハラDV夫に変わりました。お金はもちろんガッチリ管理され、子育ての仕方から家事の仕方まで全てコントロールされ、私のちょっとした言動で急にものすごく怒り出し何時間も何日も説教が続く。私がどれだけ最低な人間かを永遠に聞かされる。そんな生活でした。
いつ怒られるか分からない恐怖で常に緊張していた私は体調を壊し、子供まで精神的におかしくなり、ついに離婚をしました。
お金が原因でうまくいかなかった訳じゃないけど、結果的に私が証明したかったミッションは、見事失敗に終わりました。
矛盾
あのベンツ野郎(←誰やねん。答:私の妄想が作り出した架空の人物。)にだけは負けたくない。そう思って必死で働き稼ごうとしながらも、金持ちを憎み家族と幸せになろうとしていた自分。
私が必死で求めていたものは、一体なんだったのか。
ベンツ野郎(架空の人物)よりもお金持ちになりたかったのか。
貧乏だけど愛の溢れる家族を作って幸せになりたかったのか。
いや、
たぶん私は結局、両方欲しかった。
お金持ちで、愛に溢れる家族が欲しかったんだ。
父と母を惨めな思いで苦しめたあの憎き強敵であるお金持ちに、私は心底憧れていたんだ。
それを認めるのは父と母を裏切るような気持ちで辛すぎる。それに自分がものすごく卑しい人間のように思えて気持ち悪いけど。
でももう、負けを認めよう。
私の力では、ベンツは買えない。
私1人の力では、幸せになれない。
今までのやり方では、幸せになれないんだ。
そう思った時、ふと、ものすごくシンプルで重要なポイントに気がついた。憎しみにまみれた私の目は何も見えていなかったけど、たぶん、世界中の誰もが知っていること。
そう。
金持ちの奥さんは、誰一人、自分が稼ごうなんて、思ってない。
ま、、、まじか。
私、めっちゃ1人で稼ごうとしてたやん。
おつ。自分。
私の才能(であってほしい)
もうここまできたら、受け取ろう。
勘違いでも何でもいい。
私は、きっと、たぶん、豊かさをもって生まれてきたんだ。
豊かさという才能を持って生まれてきたんだ。
そう思い込もう。
豊かな愛と、豊かな生活。
それを与え、受け取れるだけのものを持っているはず。
今までとは違うやり方、1人で頑張るんじゃないやり方(←ここ重要!)それを実行することで欲しかった未来が手に入るのかもしれない。
40年間1人で頑張ってきたので正直まだそのやり方は分からない( ; ; )でも、これから、ひとつずつ行動していく。
相手を信頼し、頼るということ。
与えるだけじゃなく、受け取るということ。
そして、ありのままの自分を認め、愛すということを。
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